リゾナーレ小浜島を選んだ経緯
「一生の思い出に残る新婚旅行、どこに行こう?」
私たち夫婦も例に漏れず、行き先選びには時間をかけました。海外も素敵だけれど、夫は飛行機があまり得意ではなく、長時間の移動もちょっと苦手。そして何より、二人とも大好きな「星野リゾート」が国内にあるじゃないか!ということで、自然と国内旅行に気持ちが傾いていきました。
そんな中、星野リゾートの公式サイトで見つけたのが「沖縄周遊旅」という夢のようなプラン。なんと、「西表島ホテル」「リゾナーレ小浜島」「星のや竹富島」という魅力的な3つのホテルにそれぞれ2泊ずつできるというもの!しかも、これが驚くほどお値打ち価格だったんです。
「沖縄の離島なんて、なかなか長期休暇じゃないと行けないよね」 「星野リゾートのホテルにこんなにお得に泊まれるチャンス、逃せない!」
夫の移動負担も考慮しつつ、私たちの「星野リゾート愛」を満たしてくれるこのプランはまさに理想的。正直なところ、この時点では「小浜島」という島自体に特別なこだわりがあったわけではありませんでした。「星野リゾートだから間違いないはず!」という信頼感で決めた部分も大きいです(笑)。
でも、結果的にこの選択が大正解!今回は、そんな私たちが2025年4月に体験した「リゾナーレ小浜島」での最高の思い出を、写真が苦手な私なりに、言葉でたっぷりお伝えしていきたいと思います。
いざ、リゾナーレ小浜島へ!心躍るお迎えとチェックイン
石垣島からフェリーに揺られること約25分。いよいよ小浜島に到着です!港には、予約をしていなくてもフェリーの到着時間に合わせて星野リゾートの専用バスが待っていてくれました。小浜島には大きなリゾートホテルが2つくらいしかないそうで、迷うことなくバスに乗り込めます。
バスがホテルへと向かう道中では、運転手さんがNHKの朝ドラ「ちゅらさん」のロケ地や島の名所を軽快に紹介してくれます。「あちらに野生の孔雀がいますよ!」なんていうサプライズもあり、これから始まる滞在への期待感がぐんぐん高まります。こういうちょっとしたおもてなしが、さすが星野リゾートだなぁと感じる瞬間です。
リゾナーレ小浜島のレセプションは、想像していたよりもこぢんまりとした、アットホームな雰囲気の建物でした。バスの中でチェックインの準備が整うのを待ち、名前を呼ばれたらバスを降りて手続きへ。スタッフの皆さんは、いつもの星野リゾートと変わらず、とてもにこやかで感じが良く、長旅の疲れも吹き飛ぶようでした。
無事にチェックインを済ませると、お部屋まではゴルフカートで送っていただきました。広大な敷地内には、キラキラと輝く大きな池があり、またリゾート感あふれるプール(敷地内には2つあるうちの一つ)もお部屋へ向かうカートから見ることができ、「これからどんな素敵な体験が待っているんだろう」と、お部屋に着く前から胸が高鳴りました。
我が家のような寛ぎ空間!リゾナーレ小浜島のお部屋を大公開
カートを降り、いよいよお部屋へ。私たちが宿泊したのは、一つの建物に1階と2階でそれぞれ1組ずつ、合計2組が泊まれるヴィラタイプのお部屋の1階部分でした。
ドアを開けると、まずリビングルーム、そして奥に寝室が広がり、もちろんバスルームも完備。リゾートホテルならではのゆったりとした造りで、想像通りの広さにまず一安心。1階ということもあり、お部屋からの景色は正直なところ「絶景!」というわけではありませんでしたが、それ以上に室内の居心地の良さが際立っていました。

特に気に入ったのが、リビングルームの一角にあった広めの「ごろ寝スペース」です。星野リゾートの他のホテルでも見かけるこのスペースですが、リゾナーレ小浜島のものは他と比べても特にゆったりしているように感じました。ソファとはまた違う、足を伸ばしてだら~んとできるこの場所は、就寝時間以外でもちょっと横になって休憩したり、本を読んだりするのに最高!滞在中、何度もここでお世話になりました(笑)。
バスルームは、洗面所との間に仕切りがないガラス張りのスタイリッシュなデザイン。開放感がありつつも、特に使い勝手で困ることはありませんでした。そして寝室も十分な広さがあり、ベッドの寝心地も抜群!旅の疲れをしっかりと癒してくれます。クローゼットが寝室の奥の方にあったので、「最終日に忘れ物をしないようにしなきゃ」と少しだけ気を引き締めたのも、今となっては良い思い出です。
初心者でも大満喫!マングローブの海を巡るプライベートSUP体験
リゾナーレ小浜島で私たちが体験した最高のアクティビティ、まず一つ目は「初心者向けプライベートSUP」です。実は私たち夫婦、SUPはこれが全くの初めて!少しドキドキしながらも、指導者の方のお迎えでレセプションを出発しました。
初めてのSUPでドキドキのスタート
当日の朝は8時頃からスタート。指導者の方がその日の気候を読んでベストな場所に案内してくれるとのことで、マングローブが茂る穏やかな海へ。空は晴れ渡り、風が本当に気持ちいい!水も驚くほど綺麗で、これから始まる体験に胸が高鳴ります。
陸で5分ほど基本的な漕ぎ方のレクチャーを受けたら、いよいよ海へ。まずはボードに座った状態で漕ぎ出してみると…お、意外と進む!水面を滑るような感覚が新鮮です。徐々に気温も上がってきて、万が一水に落ちても気持ち良さそう…なんて思っていたら、夫がバランスを崩してドボン!幸い(?)、私は落ちずに済みましたが、そんなハプニングもまた楽しい思い出になりました。
水上での思い出作りに大満足!
少し慣れてきたところで、いよいよボードの上に立って漕ぎ進めます。指導者の方は、進む先を案内してくれたり、離れたところから記念写真を撮ってくれたり。でも、基本的には私たち夫婦二人の時間を大切にしてくれているようでした。水上で会話を楽しみながら気ままに進む時間がたっぷりあったのが、とても嬉しかったです。

マングローブのトンネルを抜けたりするのは、思ったよりも細かい操作が必要で少し難しかったのです。ただそれが、それが逆に探検しているようで面白い!実は前日、西表島ホテルでマングローブカヌーを体験したかったのですが、満員で予約できず…でも、ここ小浜島でマングローブの自然に触れることができて、本当に嬉しかったです。思った以上に広範囲を巡ることができ、まるで冒険のような時間を満喫できました。
絶景を独り占め!至れり尽くせりのプライベートバレルサウナ
さて、リゾナーレ小浜島でのもう一つの忘れられない体験が、「プライベートバレルサウナ」です。これが本当に、想像を遥かに超える素晴らしさでした!
本格的なプライベートサウナ
サウナが設置されているのは、ホテルの敷地内にあるビーチの、本当に端っこの方。ビーチ自体にも小さな仕切りが設けられているおかげで、他の宿泊客の方が来ることは一切なく、完全なプライベート空間が保たれていました。夫は知らない人との空間が得意なタイプではないので、この「二人っきり」という環境をとても喜んでいました。もちろん、サウナは水着着用での利用となります。
可愛らしい樽型のバレルサウナの中は、両側にベンチがあり、片方は足を伸ばして寝転がれるほど、もう片方も足を曲げれば十分に横になれるくらいの広さ。温度は80度ほどに設定されていましたが、コンパクトな造りのため、セルフロウリュをすると一気に熱気が充満!アロマ水が用意されていて良い香りが広がるのですが、「正直、熱すぎて香りどころじゃなかったかも(笑)」というのが本音です。でも、このパワフルな熱さがまた最高でした。
サウナの後は、お待ちかねの水風呂です。こちらも大人二人が余裕で入れる大きさ。屋外にあるため水温が上がりやすいことを見越してか、なんと氷がぎっしり詰まったクーラーボックスが用意されていて、好みの温度に調整できるという心遣い!これは本当にありがたかったです。
絶景のデトックス体験
そして、外気浴スペース。ここがまた天国でした…。アウトドア用のゆったりとしたリクライニングチェアに身を預けると、目の前には言葉を失うほどの絶景が広がります。

さらに、ポータブルスピーカーも用意されているので、好きな音楽をかけながらリラックス。たっぷりのフレーバーウォーターも用意されていて、水分補給も万全です。サウナハットや外気浴用のポンチョまで準備されており、まさに「至れり尽くせり」のひと言でした。
私たちは、サウナ→水風呂→外気浴の30分サイクルを4回ほど繰り返したでしょうか。特に外気浴があまりにも気持ち良すぎて、ついつい長めに時間を取ってしまいました。2時間という貸切時間は、本当にあっという間。日々の喧騒を忘れ、ただただ美しい景色と心地よいサウナに身を委ねる、最高のデトックス体験となりました。
アクティビティ以外も大充実!リゾナーレ小浜島での快適滞在術
リゾナーレ小浜島の魅力は、申し込んだアクティビティだけではありません。広大な敷地内には、滞在をより快適で楽しいものにしてくれる工夫がたくさん詰まっていました。
広大な敷地もスイスイ!電動キックボードが大活躍(自転車もあるみたい!)
リゾナーレ小浜島はとにかく敷地が広い!私たちのお部屋からビーチまでも少し距離がありましたが、そんな時に大活躍したのがレンタルできる電動キックボードです。敷地内のいたる所に専用の駐車スペースがあって、どこでも乗り捨てできるのが本当に便利でした。風を切りながら緑の中をスイスイ進むのは爽快で、移動自体が楽しいアトラクションのようでした。
ちなみに、私たちは利用しませんでしたが、島内観光向けに自転車の貸し出しサービスもあるようでした。アクティブに島内を散策したい方には、こちらも良い選択肢になりそうですね。
意外な穴場?スパ棟2階の静かなワークスペース
私たちは今回スパは利用しなかったのですが、スパ棟の2階に予約不要で利用できるワークスペースがあるのを発見。仕事や勉強が好きな夫は、ここで数時間集中して作業をする時間を楽しんでいました。一部屋貸切のような形で静かに過ごせ、しかも無料のコーヒーマシンまで完備されていたのは嬉しいポイントです。旅先でも少し仕事をしたい、という方にはぴったりの場所かもしれません。
夜空のプラネタリウム!ハンモックエリアで感動の星空体験
ビーチと宿泊棟の間には、たくさんのハンモックが設置されたエリアがあります。日中は心地よい海風を感じながらのんびりと過ごせる、開放的な空間です。そして私たちのお気に入りは夜!日が完全に落ちてからハンモックに寝転がると、そこには息をのむほどの満天の星空が広がっていました。都会では決して見ることのできない、無数の星がまたたく光景は、今回の旅の中でも特に感動した瞬間の一つです。
ただ、ハンモック周辺はかなり暗いので、訪れる際は足元に十分注意し、スマートフォンのライトなどで照らしながら歩くのがおすすめです。
旅の楽しみ!沖縄料理も味わえる美味しい食事
滞在中の食事も旅の大きな楽しみですよね。
夕食は2日間とも、敷地内にあるビュッフェレストランを利用しました。沖縄らしいゴーヤチャンプルーやラフテーといった郷土料理から、子供も大人も楽しめる定番メニューまで種類も豊富で、どれも本当に美味しかったです!特に、新婚旅行であることを伝えていた私たちへの心遣いとして、2日目の夕食後にはレストランからお土産のような形で可愛らしいクッキーをいただきました。このサプライズがとても嬉しく、温かい気持ちになりました。
ランチは、ビーチ沿いにあるブックカフェでいただきました。軽食がメインで種類はそれほど多くありませんが、海を眺めながらのんびり過ごしたり、小腹を満たしたりするにはちょうど良い、おしゃれなカフェでした。
まとめ:敷地内だけでも大満喫!リゾナーレ小浜島口コミまとめ
さて、あっという間でしたが、私たちのリゾナーレ小浜島での新婚旅行体験記もそろそろ終わりに近づいてきました。
リゾナーレ小浜島はこんな方におすすめ!
- お子様連れのご家族: リゾナーレブランドは元々ファミリー層を意識した作りになっているので、お子様が楽しめるプログラムや施設が充実しています。SUPやバレルサウナ(年齢制限など確認が必要な場合もあります)など、都会ではなかなかできないアクティビティをホテル経由で安心して体験できるのは、お子さんにとって素晴らしい経験になるはずです。
- カジュアルな食事がお好きな方: リゾナーレ小浜島には、他のリゾナーレにあるような大人向けのコース料理がメインのレストランはありません。その分、美味しいビュッフェレストランが充実しているので、「肩肘張らずに色々な料理を楽しみたい」「むしろビュッフェが好き!」という方にはぴったりだと思います。
これからリゾナーレ小浜島へ行くあなたへ ~旅のアドバイス~
もしこれからリゾナーレ小浜島を訪れるなら、いくつか私たちからアドバイスです!
- アクティビティの予約は早めに!
私たちが体験したSUPやバレルサウナをはじめ、ホテルで体験できるアクティビティは人気が高く、すぐに満員になってしまうことも。特にバレルサウナは組数限定なので、絶対に体験したい方は早めの予約をおすすめします! - スパ棟2階のワークスペースは隠れた名所かも?
仕事の予定がなくても、スパ棟2階にあるワークスペースはぜひ一度覗いてみてください。大きな窓から見える景色が本当に素晴らしく、静かで落ち着いた空間なので、少し読書をしたり、ただ景色を眺めてぼーっとしたりするのにも最適です。 - リゾートドレスで気分を上げて!
ホテル内ではリゾートドレスの貸し出しサービスもあります。せっかくの南国リゾート、普段とは違うファッションで過ごしてみるのも、より一層気分を盛り上げてくれるはずです。
私たちの体験が、これからリゾナーレ小浜島への旅行を考えている方の少しでも参考になれば嬉しいです。「写真が苦手な私が言葉で伝える宿泊記」として、これからも体験したホテルの魅力をお届けできればと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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